飼養条件による卵子や胚の変化とそれを利用した
持続的な乳・肉生産体系の提案

岩田 尚孝 農学部動物科学科 教授

専門分野:動物生産科学関連

h1iwata@nodai.ac.jp

画像をクリックすることで拡大画像を表示します。

キーワード
  • 地域活性化
  • 六次化
研究の背景と目的
生殖技術は畜産では特に和牛生産やヒトの生殖補助医療に広く使われています。一方、家畜は様々な栄養条件下におかれますが、これは腸内細菌叢や血中成分、低級脂肪酸を介して卵や胚の質や、さらには子孫に影響すると考えられます。栄養条件が産子に及ぼす影響を明らかにしこれに介入する手法の有無を検討しています。
展開可能性(他領域・社会にどのようなインパクトを与えるか)
生殖技術を介して、農産物の生産効率を高め、ヒトの生殖医療にも貢献する事ができます。また畜産では栄養成分によって、子供の生産性を変化させる可能性があります。
シーズの特徴
特徴1
抗炎症や脂質量を制御する物質をみつけ肥満による害を抑制する
特徴2
個体や細胞の状態を表す指標(miRNA)を明らかにして非侵襲的なマーカーとして利用することができる。
特徴3
天然資源で肥満などの生理的不良が胚質や次世代に残す悪影響を抑制することができる。
同じ専門分野のよく閲覧されているシーズ

日本ブランドエミューの創出を目指した遺伝・繁殖・栄養学的研究

  • 和田 健太教授

    生物産業学部

  • 平山 博樹教授

    生物産業学部

  • 相馬 幸作教授

    生物産業学部

  • 大久保 倫子助教

    生物産業学部

新たな肉用牛「無角黒毛」の創出 ―生産性とアニマルウェルフェアの向上を目指して―

  • 庫本 高志教授

    農学部

  • 岩田 尚孝教授

    農学部

  • 野口 龍生准教授

    農学部