砂栽培による高糖度トマト生産の実証試験

峯 洋子 農学部農学科 教授

専門分野:植物栄養学および土壌学関連

y3mine@nodai.ac.jp

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キーワード
  • スマート農業
  • スキルレス化
研究の背景と目的
高糖度トマト生産は一般に、長年の経験を積んだ熟練者がもつ高度な技術と多大な労力を要する。本研究では、スマート農業を組み込んだ砂栽培システムを活用することにより、農業未経験者でも高糖度トマト生産が可能になることを実証する。
展開可能性(他領域・社会にどのようなインパクトを与えるか)
未経験者が中心であったにもかかわらず、初年度から高糖度トマト栽培に成功し、1年余りでブランド化と生産販売を実現できたことは、産学連携の成果といえる。実験レベルで得られなかった新たな課題が生産販売の過程で浮き彫りになり、経済性のある実用技術としての確立に向けた技術開発が今後加速化できる。
シーズの特徴
特徴1
農業未経験者でも高品質農産物の生産に取り組めるようになると、遊休地や再雇用労働等を活用した企業農業の可能性が広がる。
特徴2
ブランド農産物の栽培・生産データは一般に未公開であるが、高品質農産物の生産データをICT活用で効率よく収集できるため、科学的な解明が進む。
特徴3
実証試験に学生を関与させることで、生産現場を教育・実習の場として活用でき、交流や体験の機会を増やすことができる。
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