牛伝染性リンパ腫の検査に関する研究

研究期間 2023年04月2024年03月
小林朋子 農学部動物科学科 准教授

専門分野:獣医学関連

tk205370@nodai.ac.jp

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キーワード
  • 牛伝染性リンパ腫
  • 牛伝染性リンパ腫ウイルス
  • クローナリティ
研究の背景と目的
牛伝染性リンパ腫とは、牛伝染性リンパ腫ウイルス(bovine leukemia virus:BLV)により全身性のリンパ腫が形成される病気で、近年発生数が増加しています。この病気には特徴的な症状がなく、原因不明のまま生産性が低下していくことが問題となっています。そこで、本研究では牛伝染性リンパ腫発症牛を簡単に検査できるような技術の開発を目的としました。
展開可能性(他領域・社会にどのようなインパクトを与えるか)
牛伝染性リンパ腫による損失は年間30億円以上とされています。本研究成果が広く普及することにより発症検査を気軽に行うことができるようになり、牛伝染性リンパ腫による損失を低減することができます。
シーズの特徴
特徴1
牛伝染性リンパ腫の検査方法の開発
特徴2
クローナリティを利用したリンパ腫の検査

連携先

企業
株式会社ニッポンジーン