モンゴルにおけるKobresia草原の植生地理学的研究

研究期間 2024年06月2025年03月
鈴木 康平 地域環境科学部地域創成科学科 助教

専門分野:生態学および環境学関連

ks208205@nodai.ac.jp

画像をクリックすることで拡大画像を表示します。

キーワード
  • 乾燥地
  • 気候変動
  • 生物多様性
  • 伝統知
研究の背景と目的
モンゴルの高山地域にはKobresia属の植物が優占する草原(以下、Kobresia草原)が分布している。このKobresia草原は、現地の遊牧民たちの生活の場として、また世界の生物多様性保持の場として重要である。しかし近年、過利用による劣化や将来的な気候変動による縮小が危惧されており、早急な対策が求められている。本プロジェクトでは、Kobresia草原の分布条件や分布の変遷、地域的な種組成の特徴を明らかにする。それらの成果を踏まえて、Kobresia草原の今後の植生管理に貢献することを目指す。
展開可能性(他領域・社会にどのようなインパクトを与えるか)
モンゴルにおける生物多様性の保全や遊牧における持続的草原利用に貢献することが期待できる。
シーズの特徴
特徴1
Kobresia草原の地域ごとの植物種組成的な特徴を示せる。
特徴2
将来的な気候変動が植生を及ぼす影響を評価する上でも重要な知見となる。
同じ専門分野のよく閲覧されているシーズ

機能性付与アメリカザリガニの代替タンパク質創出

  • 武田 晃治教授

    教職・学術情報課程

  • 高橋 信之教授

    応用生物科学部

  • 美谷島 克宏教授

    応用生物科学部

  • 加藤 拓准教授

    応用生物科学部

  • 浅井 俊光准教授

    地域環境科学部

  • 黒澤 亮助教

    農学部